悦ばれる慶びを以って喜び歓ぶ!
■□■ 江花 けいじ 市政報告 ■□■
平成25年6月21日 号
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皆さま大変お世話になっております。
この度、新しい喜多方市議会議長が就任いたしました。
6月議会の開会から昔からの慣例と協調性のない主張に、確固たる判断を強いられた会期間でした。
「義理と人情、やせ我慢、折り目とけじめはしっかりつける」と人生の師匠に教えを賜っていたおかげで、間違いのない判断ができたと思っております。
また、わたくし自身、今議会より担当委員が変わりました。
・常任委員会:
文教厚生委員会
広報委員会 副委員長
・各種委員:
喜多方市母子生活支援施設補導委員会
喜多方市景観審議会
喜多方市都市計画審議会
一般質問要綱は、こちらからダウンロードできます。
http://www.city.kitakata.fukushima.jp/shimin/gyosei/gikai/013761.html
⇒ ご意見ご提案などございましたらコチラへ!!
facebook http://www.facebook.com/keiji.ebana
江花圭司ブログ http://ebanakeiji.seesaa.net/
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■ インデックス ━━━━━
1.市全体が人口減の中、増加している地域の戦略
2.国保負担が増えないようにする全体適正化
3.交流滞在連携の窓口
4.これでいいのか!喜多方市公式ホームページ(二回目)
5.児童館、児童クラブの環境改善
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1.市全体が人口減の中、増加している地域の戦略
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塩川駅西の方々から、まちづくりの相談を受け多少調査した結果、人口が増えていることがわかった。さらに市の交流定住人口の拡大ができないか戦略を練り上げるための質問となりました。
喜多方市全体人口減の中、塩川地区だけ人口増加している要因は?
■ どのような要因で増えているのか。
R121号線の東側1、5、9区と駅西の2、12、14区で人口が増加しており、平成17年度末と24年度末を比較すると、30代で85人、20代で49人、60代で45人、9歳以下が35人、男155人、女165人の増となる。7年間の人口動態を見ると出生数が死亡数を76人、転入転居の減少数を増加数が244人上回り、自然増減と社会増減の両方に起因しています。
■ 塩川駅西50%以上の保留地販売の促進PRの方法は。
塩川駅西土地区画整理事業の保留地の長所は
「会津盆地の真ん中に位置し交通機関のアクセスが抜群です。」
「機能的で安全・快適なまちです。」
「通勤通学の便利さが評判です。」の3点を掲げてPR販売促進に努め、今年、塩川駅東西連絡機能現況調査で駅周辺の交通量調査、駅東西に居住する住民、鉄道利用者へのアンケートの成果を踏まえて塩川駅東西連絡通路の実現に向け更に暮らしやすくする方針を検討して行きます。
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2.国保負担が増えないようにする全体適正化
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3月議会で電子レセプトとジェネリック医薬品で医療費を削減する対策について質しました。
この度、高額医療が増える中で国保会計の歳出が増大し、他の自治体では財政破綻の危機感から歳出を見直していることから、本市においての対策と成果を質しました。
■ 月15回以上の頻回重複受診者への訪問指導
医療レセプトから対象者を抽出し、保健師による訪問指導を行っている。
【成果】減少傾向から大きな効果を見せている。
平成19年 22名
平成21年 10名
平成24年 5名
■ 高い薬代から安い薬代へ
薬代の負担軽減通知書の効果である、ジェネリック医薬品差額通知について
【成果】市全体の数量ベースによるジェネリック使用率は
平成22年12月 24.0%
平成23年12月 25.2%
平成24年12月 30.7%
平成25年 1月 33.0%
国が掲げた24年度までの数量ベース目標を上回り、先進地の成果並かそれ以上。
■ ジェネリック医薬品との差額通知書の効果
対象者1600人の追跡調査をした結果
平成24年4月までの6ヶ月間にジェネリック医薬品に切り替えた割合は
数量ベースで21.4%に増加し、金額にして約118万円の軽減効果があった。
☆★ 国保の収納率は福島県でナンバーワン!!★☆
喜多方市の収納率
平成21年 93.3%
平成22年 93.7%
平成23年 94.12%
平成24年 94.71%(県別でも一位の実績)
参考 県別収納率
1位 島根県 94.22%
2位 富山県 94.07%
3位 愛媛県 92.50%
ワースト
46位 千葉県 85.97%
47位 東京都 83.90%
■ 結果、県内でも国保負担額においては一番低い
法定外繰入し激変緩和措置を行うが、毎年法定外繰入をし国に支援を頼っていたのであらば自立もできないし盤石だった財政基盤が脆弱になり財政破綻の引き金にならないとも言えない。
これからも、国保特別会計においても歳出の見直しと保険給付費の適正化を進めていかねばなりません。
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3.交流滞在連携の窓口
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本市は、室町より市建てのまちとして栄え全国より人が交流し文化や風習、教育などがこの地に定着した。また、芸術家が長期逗留し様々な作品を残し、多くの芸術作品とそれを支えてきたパトロンの気質が継承され、次世代の担い手を育成している。近年では喜多方発21世紀シアター、会津漆の芸術祭などによって劇団、俳優、アーティストが年間を通して本市に滞在し演劇や創作活動を行ってます。
そこでアーティスト・イン・レジデンス(AIR)の窓口の必要性について質しました。
現在、交流滞在の目的が多様化し、初めて問合せをする方は、各課たらいまわしになっています。喜多方全体の交流滞在は任せておけ!というワンストップ窓口が必要であると思います。
例えば
@学生・高校生を対象とした、スポーツ合宿。
A企業を対象とした、ロケ、フィルムコミッション、CSR活動。
B大学の研究室を対象とした、現地での研究活動、フィールドワーク。
Cその他なんでも、農泊でもなんでも
まずは、喜多方を選んでもらうための土俵に上るということが大事であると考えます。
待っているだけではなく、ダイレクトメールや電話、訪問によって、積極的に自らを発信して、喜多方に来てもらい、喜多方のファンを多く作る。それが交流人口の増加につながり、リピーターにも期待ができます。
これら芸術や文化、スポーツ交流も含めてのワンストップ窓口の必要性を提案し検討する旨の答弁をもらいました。
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4.これでいいのか!喜多方市公式ホームページ(二回目)
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この度の目次1.2.3.すべてが公式ホームページにもつながります。
1.に関しては、最高に住みやすく人口が増えている人気のエリアを特集し保留地完売を目指すための情報発信媒体として活用してほしい。
2.に関しては、医療費削減対策が先進地の呉市などと肩を並べてるにもかかわらず自分の住んでいる地域が頑張っている姿を地域住民も理解していない。公式ホームページからそれらのオンリーワンを発信することで地域住民も認識し誇りを持てるだろうと考えます。
3.に関しては、まさしく、喜多方のネームバリューと地域資源を最大限活用するためには必須なのがホームページからの情報発信。
現在、喜多方市の公式ホームページは、年間契約金で保守運営管理を行なっているがほとんどは、広報広聴係にて記事の入稿を行なっている。
さて、現在の公式ホームページのデザインと機能性はいかがでしょうか?
10年は遅れていると思っているのですが、市の執行部サイドは機能性に優れ、デザインも良くなったと言っています。自己満足かセンスが無いのか。3月議会から指摘しているのに全然改善されない。委託業者を調べたところデザイナーが在籍していない。更に調査をしたならば2年前にホームページ改変を行った委託業者の企画設計に問題が及ぶ可能性もある。
喜多方市公式ホームページは、パナソニク製のDBPSという専門知識を持たなくても更新できるコンテンツマネージメントシステムCMSである。
【参考】DBPS導入自治体の公式ホームページ
武蔵野市 http://www.city.musashino.lg.jp/
国立市 http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/
宇都宮市 http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/
八王子市 http://www.city.hachioji.tokyo.jp/
そのシステムの趣旨からはずれた運営になっていると思い3月から質問しているが、ほとんどの議員、職員の皆さんがなんとかしてほしいと思っているのに、担当の上層部は理解しもらえない。【参考】DBPS導入自治体の公式ホームページを見ていただくと、2年前のホームページ改変の際の手抜き仕様やデザイン構成に不備や手抜きがあったとしか思えない。
市のインターフェイスである公式ホームページから喜多方市のオンリーワンを発信していくために継続して追求し改善させて見せます!
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5.児童館、児童クラブの環境改善
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これまで、塩川町駒形地区の児童クラブがJA跡地に入った際に、不衛生なトイレや、雨漏りの問題が課題となっていました。
この度、雨漏りの修繕には約500万円かかるということから、現在、駒形公民館で児童クラブを開設しています。
市の見解は、引越しできる場所があればいいのだが、引越し先がないのが現状。喜多方市立第一小学校のしきみ児童クラブのように学校の教室の一角を活用できるか教育委員会と検討する段階に入って来ました。駒形公民館も長期間使用できないことから早期な検討が必要になってきます。との事で、方向性が定まり次第、お知らせいたします。
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◆ 雑感後記
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喜多方商業高校跡地の活用を12月議会報告で配信した後、市内の団体から問い合せがあり、跡地利用に関する担当窓口の会津若松教育事務所と連絡を取りあっていただいたおかげで、6月議会にて説明があり、いよいよ、グラウンド活用の可能性がでてきました。
会津地域医療センターが開所しましたが、以前、喜多方地域の小児医療医師不足と夜間救急の問題は解決しません。医院の診察時間以外は、会津若松の竹田総合病院か、夜間救急センターまでいかなければなりません。移動時間往復2時間、診察含め3時間。子どもを連れて行く保護者の疲労も心配です。
市の医師招聘担当者は、福島医大の教授から「福島医大に入学する生徒を増やしてください。」との事でした。
医師を招聘するために市民でもできることはないか考えましょう。
わたくし、議員3年目にして思いました。行政でできない隙間を埋める産業は、やっぱり大事だと!
それは、思った者が率先して進め定着を目指し雇用を創出する。
その隙間を見つける眼が大切です。
今までやってきた「まちづくり」の原点に戻り自分自身が隙間を見つけ、熱意ある方々とそれを共有し隙間どうしを結び、地域の総合的隙間産業を目指すぞ!という思いです。。
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悦ばれる慶びを以って喜び歓ぶ!
喜多方の働くマン
江 花 圭 司
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覚悟を持って行動するときにいつもこの言葉がよぎります!